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経営学部の「キャリアデザイン特講Ⅰ」で23日、三菱電機で宇宙ビジネスに取り組む春日明子さんがゲスト講師を務め、宇宙をフィールドとする壮大な夢とキャリアを語りました。

2020/09/23

 

経営学部の「キャリアデザイン特講Ⅰ」で23日、三菱電機で宇宙ビジネスに取り組む春日明子さんがゲスト講師を務め、宇宙をフィールドとする壮大な夢とキャリアを語りました。授業後のインタビューと合わせて紹介します。

 

この授業は毎回、社会で活躍する女性をゲストに迎え、キャリアに関する経験や思いを聞くリレー方式の授業です。春日さんは三菱電機宇宙システム事業部に所属し、商用衛星のビジネスなどに携わっています。

 

もともと宇宙飛行士になりたかったという春日さんは、大学で人工衛星のプロジェクトに関わったことで宇宙ビジネスに関心を持ちました。初期の夢が変化したことについて「夢に近づいていくほど夢はより具体的になり、見えていなかった分野にも焦点が合ってきました」と語ります。ただ、数学や物理が苦手で、文系学部に進むなど、必ずしも夢への道は一直線ではなかったそうです。「夢にたどり着く道は一つではない。壁にぶつかったら、別の入り口を探せばいい」と、諦めない心を伝えました。

 

学生からは事前に様々な質問が寄せられました。「夢を追い続けた原動力は」という質問には「宇宙には夢があるから」、「宇宙人はいますか」には、「確率的に、いると思います」と明快です。ただ、「女性だからこそできたことは」という質問には、ちょっと戸惑ったそうです。「学校でも会社でも、男女という境目を感じたことがあまりない。女性だからできたことも特にないし、逆に女性だからできなかったこともない。あえて言うなら、出産育児で女性を意識せざるをえなかった。でも、子どもがいるから働くモチベーションが沸くし、コミュニケーションのバリエーションも広がりました」。

 

この授業は地下の大講義室で行われたほか、ライブ配信され、別のフロアのパブリックビューイングに集まったり、スマホ、パソコン等で個別に視聴する学生もいました。

 大講義室で受講した学生は「宇宙が好きという気持ちといろんな経験の両面から、夢にたどり着いたことがすごい。私はまだ夢が決まっていないけれど、目標を持って頑張ることが大事だと思いました」と話していました。

 

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