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理学療法士やアスレティック・トレーナーが運動部を強力にバックアップ!

2007/04/16

 理学療法士やアスレティック・トレーナーらによるスポーツ選手のサポート体制が整い、故障したりスランプに陥ったりしていた水泳部やハンドボール部、新体操部などの選手たちが心身ともに再起して活躍しています。

 2002年、中央キャンパスに「健康・スポーツクリニック」が開設されました。ここでは怪我をしたスポーツ選手たちが、迅速に学内の専門医(本学教員)による診察・治療を受け、その指導の下でアスレティック・リハビリテーションを行い、競技復帰を果たしています。

 2006年度からは、理学療法士によるサポートもスタートしました。理学療法士が、医師(健康・スポーツクリニック)と監督・コーチ(現場)との間に立って、傷病者から健常者、そして競技者への橋渡しを行いました。

 水泳部の小室彩子さん(大学文学部教育学科4年)は「以前は腰や肩を痛めると、練習を休んで病院に通っていましたが、常に不安感がありました。今は理学療法士の方からリハビリやコンディショニングを的確に指導していただけるようになりましたので、安心して治療に専念でき、確実に回復しました。選手として復帰した後も、定期的にコンディションを見ていただけるので、さらに自信を持ってトレーニングに打ち込むことができます」と話しています。
 小室さんは3月4日開催の関西学生春季室内選手権の女子800㍍自由形と400㍍個人メドレーで、ともに大会新記録で優勝しました。

 小室さんをサポートした狩野祐司さん=写真左=は理学療法士(PT)とアスレティック・トレーナー(AT)の資格を持っています。狩野さんは「痛み、疲れを持った選手たちは治療のため日々、大変な努力をしています。そして、誰もが数ヶ月かかってでも確実に心身ともに再起して、活躍しています。多くの学生たちが、医療とコンディショニングをスムーズに行える、この整った環境を活用して、それぞれの目標を達成してほしいですね」と話していました。

  このほか、約60人の学生で組織している「健康科学研究会」も健康・スポーツ分野における諸活動を医科学的にサポートしています。幅広い知識と実践能力を身につけた運動指導者やリーダーを目指して、健康・スポーツクリニックやコンディショニングルームで活動中です。
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 健康・スポーツクリニックは保険医療機関に指定されていますので、一般の病院と同じように保険診療を受けることができます。最新のレントゲン設備や全身骨密度測定装置も備え、的確な治療を行っています。一般の方でも主治医の紹介状があれば、受診可能です。受診を希望される方は、健康保険証をお持ちください。
★場所:中央キャンパス体育研究棟1階 G-16 
★診療日時:2007年4月~7月
  月・火 10:30~13:00、16:00~18:00
   木  10:45~12:15、16:00~18:00
   金  10:30~13:05
 ※祝日は休診
★連絡先:0798-45-9763

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