国際健康開発研究所の家森幸男所長が「臨床栄養社会活動賞」を、食物栄養学科の山本周美講師が「ランズ栄養マネジメント賞」を受賞しました。

　国際健康開発研究所の家森幸男所長=写真右=が10月5日、日本臨床栄養学会から「臨床栄養社会活動賞」を受賞しました。この賞は、国民の健康の向上を目的とした、地域における臨床栄養に関する患者教育、食育や栄養学の啓もう活動などによって顕著な社会貢献や功績を残したものに対して授与されます。

　家森所長は、WHO(世界保健機構)などが後援する「第34回世界健康フォーラム2013・兵庫」(主催:NPO法人　世界健康フロンティア研究会)において、「世界のデータで自分の健康づくりを」と題してWHO-CAEDIAC研究成果を発表します。
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　また、生活環境学部食物栄養学科の山本周美講師=写真中=が、9月6～7日に高知県で開催された日本脂質栄養学会第22回大会で「ランズ栄養マネジメント賞」を受賞しました。この賞は、病院や学校給食等で脂質栄養面のマネジメントに貢献したものに対して授与されます。

　研究内容は「妊娠期における脂質栄養マネジメント」。山本講師は「研究を始めたのは大学院生のころ。成人の脂質栄養に関しての研究は多いのに、母子栄養と脂質に着目した研究が少ないということが、この研究を始めたきっかけです。武庫川女子大学へ着任してからも研究を続け、その成果を評価していただきました。これからも研究を継続していきたいと思っています」と話しました。
　本研究は、文部科学省科学技術人材育成費補助事業「女性研究者研究活動支援事業」の支援を受けています。