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「寄り添い、理解しようとする姿勢が大切」。社会福祉士実習と、精神保健福祉士実習の報告会が行われ、心理・社会福祉士学科の学生が実習成果を発表しました。

2012/11/28

 社会福祉士実習・精神保健福祉士実習を統括する「2012年度実習報告会」が11月17日開かれ、心理・社会福祉学科の社会福祉コースで学んでいる3・4年生が実習成果を発表、社会福祉を学ぶ2~4年生約200人と実習先でお世話になった方々が参加しました=写真左=。 

 茅野宏明・学科長の挨拶に続いて、高齢者福祉分野・地域・医療福祉分野、児童福祉分野、障害者福祉分野、精神保健福祉分野の学生が、実習を振り返る発表をしました=写真右=。

 今年の報告会では、各分野の学生たちが「利用者のニーズや思いを重視し、利用者の可能性を広げるような支援を行うことを心掛けました」「言葉によるコミュニケーションだけが関わり合いのすべてではなく、寄り添い、理解しようとする姿勢が大切」などと発表しました。来年に実習に行く2年生へのアドバイスも盛り込まれ、大好評でした。

 実習先の方々からは「寄り添う姿勢を見つけてくれたことがうれしい」 「実習を終えてからの学びが気になっていましたが、このような機会に呼んでいただき、感謝の気持ちでいっぱいです」「この実習で学び、得られた経験は、これから先も生き続け、助けになると思います」とのメッセージをいただきました。

 参加した学生らは「他のグループの発表を聞くことで、改めて気付くことや新たな発見があった」 「どの分野においても、信頼関係の構築や連携といった要素は、社会福祉士にとって重要であることを、改めて考えることができた」 「1年前の自分を振り返ることができ、実習の意味を再確認できた」と話していました。

 また、実習報告書第10号がこの日に発行され、参加者に配られました。実習報告会の後は、実習教育連絡会が開かれ、実習先の方々と社会福祉コースの教員が参加、これからの実習に向けて協議しました。

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