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情報メディア学科の肥後ゼミ生が制作した世界各国のお面をモチーフにしたシールが、博物館のミュージアムショップで販売。万博・民博スタンプラリーの景品にもなっています。

2012/10/16

 情報メディア学科の肥後有紀子講師(情報デザイン)のゼミの4年生、園部美咲さん、鍛治なつみさんと3年生9人の計11人が、国立民族学博物館(大阪府吹田市)のミュージアムショップで販売されている商品「みんぱくクッキー」に同封されるシールをデザインしました。「みんぱくクッキー」のケースも同ゼミ生らが企画・デザインし、4月から同ミュージアムショップで1箱450円で販売中=写真右=。シールは9月からクッキーの箱に入れられています。

 シールには、実際に同博物館で展示されている日本、アメリカ、メキシコ、パプアニューギニアなど世界18ヵ国のお面がイラストで描かれています。シールは6種類あり、それぞれに10ヵ国ずつのお面がランダムに配置されたデザインになっています=写真左=。初回は3000部(500部×6種類)が印刷されました。

 このシールは、日本万国博覧会記念機構が企画している「万博・民博ものがたりスタンプラリー」で、指定5か所のスタンプを集めた人に贈られる景品にもなっています。

制作した学生は「実際の商品になり、感動」
 制作にあたって、学生たちはミュージアムショップスタッフとミーティングを繰り返し、実社会での活動に近い形で制作を進めてきました。園部さんは「ミュージアムショップの方はクライアントです。私たちは依頼を受ける形で制作に取り組んでいますので、先生から出される課題ではなく、まるで仕事のようでした。定番商品として制作することが、とてもいい経験になりました」、鍛治さんは「制作にあたり、印刷やシール加工の制約があったり納期があったりと大変でしたが、学年や学内といった枠を超えたプロジェクトになりました。実際に商品になっているので、感動が大きいです」と感想を話しました。

肥後先生は「社会に巣立っていくうえで、良い経験に」
 肥後講師は「博物館のミュージアムショップのグッズ制作は、デザインの仕事をしていてもなかなか巡り合う機会はありません。それを学生たちがより実践に近い形で、さらには学生主体で作業を進めることは、これから社会へ巣立っていくうえで良い経験になっています」と話しました。

 今回のシール制作のプロセスなどは、10月20、21両日に開催される文化祭で展示されます。肥後ゼミでは、今後も継続して国立民族学博物館との共同プロジェクトを進めていく予定です。

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