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無差別殺傷事件を想定した対応訓練が中央キャンパスで行われ、学生、教職員ら約70人が参加し、真剣に取り組みました。

2011/03/03

 無差別殺傷事件を想定した対応訓練が3月2日午後、中央キャンパスで行われました。甲子園警察署や鳴尾消防署の署員ら約40人、学生約40人と教職員約30人が訓練に参加し、事件発生時に連携して対応できるよう真剣に取り組みました。
 ※訓練の様子は、同日夕放送のNHKニュースと翌3日付の毎日、読売両紙の朝刊阪神版で紹介されました。

 東京・秋葉原などで無差別殺傷事件が起こっていることから、本学でも万一に備えて、訓練が行われました。刃物を隠し持った被疑者2人が、西門から守衛の制止を振り切ってキャンパスに侵入した―という想定。午後3時、犯人役の警察官2人がわめきながら“侵入”し、もみの木広場でくつろいでいた学生らを模造刀を振り回しながら追いかけました=写真右=。守衛、職員らが刺又(さすまた)を持って追い詰めたところ、本学からの通報を受けてパトカー2台が到着。警察官がネットランチャー(瞬時に網が飛び出し、不審者に絡まる装置)を発射し、“犯人”を捕まえました=写真中=。

 学生5人が切りつけられたという想定で、保健センターの看護師らが応急手当=写真左=。学生課の職員は、学生たちをマルチメディア館内に避難させました。

 けが人役で参加した伊藤早紀さん(短大日本語文化学科1年)は「訓練と分かっていても、日本刀を持った犯人役の人は迫力があって、パニックに陥りました。今日の訓練の内容をおさらいし、もしもの時に迅速に動けるようにしたいと思います」と話していました。

 訓練の後、第一体育館で警察による護身術講座が開かれ、学生らは真剣な眼差しで講師の話に聞き入っていました。

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