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選手も応援の学長、学生、教職員も力いっぱい頑張りました! 学生広報スタッフのサッカー部決勝ラウンド・応援バスツアー同行取材記。

2011/01/03

 学生広報スタッフの金児真衣さん(健康・スポーツ科学科3年)=写真左の左側=と石崎ひとみさん(日本語文化学科1年)=同右側=の2人が、「第19回全日本大学女子サッカー選手権大会」決勝ラウンドに進出したサッカー部の応援バスツアーに同行しました。以下は2人の同行取材記です。
 ※写真の大半は2人が撮影、文中の談話は2人で手分けして取材しました。  

応援バスツアーは元気いっぱい
 1月2日(日)午後10時、武庫川女子大学本館前を応援の学生ら総勢19人が乗り込んだバスは出発しました。車内で自己紹介の後、各々会話やゲームを楽しみ、バス内はとても賑やかでした=写真右=。途中、草津で20分ほどのトイレ休憩があり、午前0時に消灯となりました。その後、2時間おきに2回トイレ休憩がありましたが、ほとんどの人は眠っていたようです。
 翌3日午前7時前に海老名サービスエリアに到着。みんなよく眠れたのか、疲れきった表情は見せず、うどん、お茶漬けやパンなど、各自で朝食をとった後、メイクをしたり、髪を整えたりして応援の準備をしました。
 その後バスに戻り、引率の運動部委員会顧問の三宅正弘先生から学生スポーツについての短い講義がありました。学生スポーツは、プロスポーツを凌ぐほどの人気があり、また各校の伝統があります。少し前までは東日本に勢いがあり、西日本は押されていましたが、近年、アメリカンフットボールで関西の大学が全国優勝するなど、盛り上がりを見せているそうです。先生の講義を聴いて、本学の学生も全国大会に出場し、活躍することで学生スポーツを盛り上げている一員だと感じました。
 海老名サービスエリアから1時間ほど走ったところで、糸魚川学長先生と合流し、相模原麻溝公園競技場に到着しました。天気も非常に良く、スポーツ日和になりました。
金児真衣
応援合戦で早稲田を圧倒しました
 1月3日午前10時半から相模原麻溝公園競技場で本学と早稲田大学の準決勝戦が行われました。武庫女側のスタンドでは、試合が始まるとすぐにサッカー部員とバトン・チアリーディング部員計11人が前に立ち、エール交換。「♪命かけてと誓った日から 素敵なゴールを目指してきたのさ…」。続けて、30曲以上の応援歌を休むことなく歌い続け、選手たちにたくさんのエールを送りました。
 前半戦、立て続けに4点入れられてしまったときに、落胆の表情を隠しきれず、思わず下を向いてしまった選手に対し、スタンドにいたサッカー部員が「下を向くなー!」「気持ち切り替えていこ!」など大きな声で応援。座っていた他の応援の人たちもみんな立ち上がり、「頑張れ!」と声を振り絞り、みんなが一体となって選手を応援しました。
 前半戦が終わり、ハーフタイムにはいってもその声援や応援歌は止むことなく、糸魚川学長先生もとても大きな声で「武庫女、頑張れ!」と応援されていました。
 後半戦では、前半で取られた点数を取り返そうと選手たちは全力で頑張り、45分間を守り抜きましたが、前半の失点が響いてしまいました。
 スタンドでは終始、盛り上がりを見せ、早稲田大学を圧倒。「応援では圧勝だ!」と誰もが口をそろえて言うほどに、大変素晴らしい応援を繰り広げました。
 試合が終わり、選手の涙に誘われてもらい泣きをしている人もいました。全員が真剣に、心をひとつとして応援した証でしょう。
 試合後、本学の文学部教育学科体育専攻(現:文学部健康・スポーツ科学科)の卒業生で、在学中サッカー部に所属されていた中村真理子さん(現:国立スポーツ科学センター研究員)と錦部美里さん(現:コナミスポーツクラブ都賀マネージャー)が選手を激励しました。
 この後、一行は東京・帝国ホテルタワー内の東京センターを訪れましたが、きれいな、整った施設に驚いた様子。椋本清センター長と永渕修身事務長は「就職活動などで、大いに利用してください。スタッフは、できる限りの支援をします」と学生らに話しかけていました。
石崎ひとみ
                     ◇
糸魚川学長の話
「試合の結果や点差は関係なく、大満足!この一言です。決して、点の差ほどの力の差はありませんでした。攻撃も良く、後半戦は特に馬力があり、粘っていましたね。しっかりとしたチームで、素晴らしかったです。応援では早稲田に圧勝です! 一体となっていて、エール交換から大変立派でした」
三宅正弘先生の話
「今年最後の4年生と一緒に年を越して、一日でも長く試合をできて嬉しく思います。後半戦は特にこれからを感じられる試合だと思いました。今年が、お正月をサッカーで迎える伝統の始まりになればいいですね。応援では、サッカー部やバトン・チアリーディング部、保護者の方や学長先生が一緒になっているのが貴重で、一体感を感じました。相手が早稲田大学ということもあり、学生スポーツの醍醐味を感じました。これからが大変楽しみです」
応援団のリーダーを務めた運動部委員会委員長の村上葵さん(2年生)の話
「結果はすごく残念でした。でも絶対に諦めないという気持ちが伝わってきて、それを感じることができてよかったです。サッカー部やバトン・チアリーディング部の方が応援を引っ張ってくれて、全体によい雰囲気になっていたと感じました」

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